日本酒の中で
最高峰に君臨する銘柄があるとするならば
間違いなくこの名前が上がるはずだ…
『十四代』
山形高木酒造が手がける日本酒だ。
そんな『十四代』を記事にしてみましたので
よかったらご覧になって下さい(笑)
日本酒最高峰の『十四代』
十四代 中取り純米無濾過生酒
私が唯一自宅で呑めた『十四代』です。
と言っても頂き物です。
はい、感謝しかありません。
日本酒好きということで、千葉の叔父叔母から送っていただきました。
美味すぎてあっと言う間になくなる「まぼろし」の日本酒
「幻の日本酒」と言われている十四代。
呑んだのは数年前の正月。
家族で飲みました。
父と甥っ子です(笑)
この満面の笑み。
十四代は人を笑顔にする日本酒です。
十四代 中取り純米無濾過生酒 スペック
使用米 | 美山錦55%精米 |
---|---|
アルコール度 | 15度 |
日本酒度 | +2 |
酸度 | 1.2 |
容量 | 1.8L |
価格 | 3,045円(税込み・当時) |
お味は?
で、結局のところ美味いのか?
感想は美味い。です
メロンのような香り、
一口口に含むとジューシーな甘み、
後には残らずスッ〜っと口の中から消えていく様は
まさに「まぼろし」
抜栓して時間が経つにつれ甘みが出てくるのですが、
水のように呑めてしまう日本酒は
一升瓶なのにあっと言う間になくなりました。
呑んだレビューはこんな感じです(笑)
十四代は本当は十五代目なんです。
『十四代』を手掛けてるの山形県の高木酒造の十五代目の高木顕統(たかぎ あきつな)氏です。
「あれ、十四代目じゃないの?」
ってなりますよね。
私もそうでしたから(笑)
名前の由来
高木酒造は『十四代』の銘柄名を1963年(昭和38年)頃、
当時14代目である高木辰五郎氏(顕統氏のお父様)が
『十三代』『十四代』『十五代』『十六代』と商標登録しようとしたが
数字は登録商標出来ないルールだった為できませんでした。
しかし『十四代』だけは
人物名に間違えられたのか、
奇跡的に『十四代』だけ通ったらしいです。
『十四代』の人気の秘密
平成6年頃、日本酒業界は新潟の端麗辛口の味わいがブームの真っ只中。
そんな時に流行りを無視した、
風味豊かでフルーティー、そして甘みのある日本酒『十四代』が出現!
日本酒を呑んでいた呑兵衛たちは、
この出現に驚いたと同時に「美味い!」と絶賛され称賛したそうです。
それ以来、『十四代』は全国各地の特約店が販売するようになり、
山形県のプレミア日本酒の銘柄になりました。
『十四代』の情報が少なく昨今の日本酒ブームもあり
『幻の日本酒』の一つになってしまいました。
入手方法は?
おそらく日本で一番入手困難な日本酒ではないでしょうか?
定価で購入できるのは、ごく僅かな日本酒マニアの諸先輩がたです。
ネットやオークションでは定価の何倍にもなって販売しているので私は購入できません。
とにかく取扱店を足繁く通うしかないはずです。
販売していたとしても抱き合わせ販売(他のお酒と一緒)になるので
単品の定価で購入は不可能だと思いますが
根気よく行きましょう!
まとめ
とっても美味しい日本酒『十四代』
なかなか自宅では呑めませんが
呑める居酒屋に行けば簡単に呑めます。
十四代を置いている居酒屋さんは
こだわりのある「アテ」をお出しになっているところもあるので
それもひとつの楽しみ方ですね。
1日でも早くそんな日を迎えたいものです。
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