幻の日本酒って何なの?
って思われる方もたくさんいらっしゃるかと思います。
世の中には手に入らないものってあるじゃないですか。
それと同じで、手に入らない日本酒があるのです。
その一つが長野の小布施ワイナリーで醸されている日本酒が
「ソガ・ペール・エ・フィス」です。
私も3種類ほどしか飲んだことはありません…
では貴重な日本酒をご紹介いたしますね!
幻の日本酒。「ソガ・ペール・エ・フィス」
まるでワインのような佇まい。
日本酒愛好家が毎年血眼になって探しても
なかなか手に入らない日本酒。
フルーティーな日本酒なんてどうでもいい。
「ル・サケ・エロティック・ヌメロシス」と命名された日本酒は
程よい酸味と、とろ〜りとした旨みと甘み。
口の中でゆっくりとふくらみ、そしてす〜っつとキレていく。
誰が呑んでも「はぁ〜」とため息がつくほどウマイ酒です。
小布施ワイナリーが手がける
幻の日本酒「ソガ・ペール・エ・フィス」です。
小布施ワイナリーって知ってる?
ところで皆さん「小布施ワイナリー」って知ってますか?
小布施ワイナリーは日本ワインを造る生産者を格付けする「日本ワイナリーアワード2018」において
最高評価の5つ星ワイナリーにも選ばれたワイナリーです。
自社農場産ワイン専用葡萄100%使用で、
輸入ワインを一切混ぜない自製酒100%を守り続けている
日本屈指のワインを作り続けています。
ワイナリーなのになぜ日本酒を造るのか?
長野は冬が厳しいため、
ワイン畑での仕事ができない数週間だけ
ワイン造りから離れ、技術向上と趣味をかねて 極少量の日本酒を造っているんです。
元々、第二次世界大戦が始まるまでは地元でも愛された「泉瀧」という酒を造ってたんですが、
戦時中に米不足となって廃業しました。
そこで戦後に日本酒造りの代わりに始めたのがワイン造り。
そんな中でも酒造りへの情熱を持ち続け、清酒造りの廃業から20年後、ようやく日本酒造りを復活させました。
ソガ・ペール・エ・フィス
ブルゴーニュのドメーヌのように、
長野産美山錦と自社産(無農薬/収量制限)美山錦を使い、
培養酵母を入れない古典生酛造りで醸しています。
酵母により、フランス語の1(アン)、2(ドゥ)、3(トロワ)、4(キャトル)、5(サァンク)、6(シス)とあるのですが
まぁコンプリートは一般人には到底無理(不可能)ですね。
私も呑んだことがありません。
日本酒蔵でも持っていない旧協会酵母を持っている小布施ワイナリー
日本酒を作る大事な要素となる「酵母」
現在は秋田県新政酒造の6号酵母や長野県宮坂酒造の7号酵母が有名です。
1〜5号は現存していないこともあって旧酵母として挙げらています。
そんな貴重な酵母をワイナリーである
小布施ワイナリーが持っているというのは本当に驚きです。
瓶の裏書きに旧協会酵母の1~5号のみで発酵していると書かれていて
酵母は70年ぶりに復活させたとのこと。
噂ですが、以前酒蔵だった小布施ワイナリーが
戦前からの酵母を持っていて70年ぶりに培養して復活させたんではないかと。
そんな貴重な酵母で作った日本酒が【ソガ・ペール・エフィス・サケ・エロティック】なのです。
手に入れる方法は?
以前は販売店で「事前予約」できたのですが
ここ数年は日本酒人気も重ねって
メルマガ抽選だったり、
ゲリラ販売だったりするので
飲めなくなってしまいました。
インスタでフォロワーさんがコンプリートしてるのを見ると
飲みたくなりますね。
私が呑んだ「サケ・エロティク」
ウンチクがまたまた長くなりました。
それでは私が呑んだ幻の日本酒↓
5号酵母で造った「サァンク」はメロンやライチなどミルキーな香りと酸味がマッチしていて、甘〜いスイーツのようなお酒。
原材料名:米、米麹 精米歩合59% アルコール分16度
長野県産美山錦100%使用
「ヌメロシス2017」「ヌメロシス2018」はバナナやりんごのような香り。
フルーティーな口当たりですが程よいガス感と酸味があり、キレがいい。
開栓してから時間が経つと、空気に触れ、甘みがのってきます。
2017は一升瓶で購入できましたが、2018は4号瓶でした。
呑んだ後の瓶はトイレの芳香剤入れに。
こんな風にトイレの芳香剤入れに使っています(笑)
トイレに置いてもインテリアになるのでオススメです。
なかなか手に入らない小布施ワイナリーの日本酒。
今年はさらに厳しくなって、
酒屋さんによると完全にゲリラ販売のみということでした。
お目に書かれたらゲットしましょう!
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